6月16日に開催した“CMCミートアップ 2015 June「CMXSUMMIT Eastに学び、語ろう」”。平日夜にもかかわらず、40人以上の方が参加して、盛況におえることができた。(ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!)
今回、株式会社メンバーズさんがイベント会場として提供してくださった「ラウンジ」スペースは、ソファーと畳で構成されたユニークな空間。そのおかげもあってか、終始ゆったりとリラックスした雰囲気で進んでいった。
(スクリーンの正面下には巨大なリラックマも! 笑)
「CMXSUMMIT East 2015」レポート
イベント前半は、株式会社ソーシャルカンパニー 市川裕康さんから、5月にニューヨークで開催された「CMXSUMMIT East 2015」についてのレポート。イベント全体の雰囲気や、特に気になったプレゼンを解説してもらったのだが、語りたいことが山ほどある!という市川さんの想いがほとばしるレポートだった。
ニューヨークでのイベントには、技術者コミュニティのコミュニティマネージャー、多くの利用者をもつサービスのコミュニティ開発責任者、コミュニティマネージャー向けサービスのCEO、さらには FBIのスペシャルエージェント(非言語エキスパート?)などなど、錚々たるスピーカーが登場し、コミュニティマネ-ジャー界隈(業界?)が熱くなっているのを感じたのだとか。
(参考)市川さんの現代ビジネスの記事2本
参加前後に執筆されているので興味深いです。
- コミュニティマネージャー同士の対話・ノウハウ共有の必要性から生まれたカンファレンス「CMX Summit」とは? #CMXSummit(市川 裕康) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
- 「コミュニティはデジタルマーケティング戦略の次のフェーズになる」 全米からコミュニティマネージャーが集った「CMX Summit East」レポート(市川 裕康) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
市川さんのプレゼン後も、会場に集まった方々とのやりとりがつづき、Q&Aや、情報提供、悩みの共有(?)などの形で、自然と語りの場へと進んでいった。一応、グループディスカッションの時間も用意していたのだが、結局はその枠もつかって語った感じ(笑)。
※発表内容やディスカッション模様は、@resignerことInuiさんがほぼリアルタイム作成してくれたまとめ記事がくわしいので、ぜひどうぞ!
いまコミュニティマネージャーに必要なもの
今回のイベントのサブタイトルは、“「CMXSUMMIT East 2015」から学ぶ、コミュニティマネージャーにいま必要なものとは?”だった。
時間の関係で本編内ではあまり深い話はできなかったが、それでも話し合いを聞いていて感じたのは、「自分のまわりにコミュニティ運営について、同じ深さで語れる相手がいない(少ない)」というのがみなさんの共通した悩みだ、ということ。
CMXSUMMITでも、こんなスライドで疑問が投げかけられており、全世界的に悩みは似ているようで興味深い。
https://twitter.com/resigner/status/610766247018430464
なので、今回のイベントのように近い境遇や役割の同志に出会うと、みなの中に「あー、そうそう」「わかるわ~」と共感がうまれる。それ自体はもちろん価値あることで、今回のイベントの目的の1つでもある。
一方、語る場では、個人の経験値(経験知)は溜まっていくものの、「こうやればいい」という体系化された知にはなかなかまとまっていかない。そんなもどかしさもある。これはコミュニティマネージャーという職種が拡がりを見せているアメリカでも同じなのかもしれない。
そろそろ、共感を超えるナニカが、生まれてきてもいい頃なのかも。
イベントを終えた週末、そんなことを考えた。
次回は「まとめソン」!?
…というわけで、今回のイベントの続編として、週末半日がかりのイベントを8月後半に開催する予定。
分野やパートを絞ってもいいので、何らかのアウトプットを形にしたいな、と考えている。ハッカソン、アイデアソンならぬ、まとめソン?
ご興味ある方は、まずはこちらの facebookグループへご参加を!
→コミュニティマネージャーズ・コミュニティ(CMC)
※グループ「参加」申請の前に、こちらの自己紹介フォームへ入力いただくとスムースです。
おまけ:「まとめソン」で検索したら…
知った名前や顔がたくさんでした(笑)
http://www.tentosen.org/2013/09/24/npo-it-japan-matome/http://www.tentosen.org/2013/09/24/npo-it-japan-matome/