4月25日、田町にある「女性と仕事の未来館」まで出かけてきた。
おめあては、映画「うまれる」の第2回イベント“男のお産塾”。
2月のオフ会は一人で参加したのだが、今回は妻を誘って二人で参加してきた。
イベントの冒頭、監督の豪田トモさんからのあいさつがあり、「全細胞に命の素晴らしさがしみわたる、そんな映画にしたい」という決意表明を聞くことができた。トモさんの強い想いに、あらためてこの映画への期待が高まる。
このあと、
- 「うまれる」を紹介したNHK総合テレビ「特報首都圏」の上映
- 別所哲也さんによる詩の朗読「わたしがあなたを選びました」*1
- トモさん・大葉ナナコさん・鮫島浩二さん・別所さん4人でのパネルディスカッション
- 大葉ナナコさんによる講演「男の誕生学」
- 映画「うまれる」ダイジェスト版上映
など、盛りだくさんの内容で、「妊娠・出産を自分ごととしてとらえにくい」僕ら男性に向けて、いろいろな角度から考えるきっかけを与えてくれたように思う。
気になった発言がいくつかあるので、ご紹介すると…。
- 子どもや赤ちゃんの泣き声はBGMです
- 女性は生むことで母親になれるが、男性は子どもがうまれても父になるだけ。育児に参加して初めて“父親”になれる
- 分娩室に入ることが立ち会いではない。妊娠中から興味を持って関わることこそが立ち会いだ
- 立ち会い出産では「どうしてほしい?」と聞くこと(「どんな感じ?」「痛い?」はNGワード)
- 男にも想いはある / 「想いはある」ということだけでも口にしてください
- 非日常だけど異常ではない
- 全員子宮出身
- いまここにいることが奇跡
- ご両親に「生んでくれてありがとう」を、お子さんに「生まれてくれてありがとう」を!
映画「うまれる」は今年11月に公開予定。
8月16日(月)には、すでに第3回のイベントも計画されているのだとか。
・映画「うまれる」第3回イベント『家族記念日〜私たちが家族になった瞬間〜』
ぜひたくさんの人に観てもらいたい。
関連エントリ
- 「うまれる」がうまれる(2009/12/19)
- 映画「うまれる」のオフ会:素敵な映画を応援する仲間たち(2010/2/15)
(おまけ)
イベント前に、会場2Fにある「お米Café Makiba Style」でランチをとった。
http://www.makiba-style.com/
ヘルシーなメニューが数多く用意されていて、お腹も幸せでした。こちらもおすすめ!
追記
当日の模様が、公式ブログにも掲載されていました。興味のある方は
http://www.umareru.jp/blog/2010/05/post-201.html
笑顔写真の中に僕と妻も登場してました!
*1:鮫島浩二さんの著書から