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ヒト感!!

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話題の『プレゼンテーションZen』、実践してみた(iStockphoto もイイ感じ)

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最近、巷で話題になっているガー・レイノルズ氏の『プレゼンテーションZen』。

プレゼンテーションzen

プレゼンテーションzen

  • 作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2009/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 51人 クリック: 927回
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10月1日にある場所でプレゼンしたあとで気になって購入したところ、「こりゃ〜、スゴイ!」と感激する箇所だらけ!。


それも、ただの HOWTO や Tips ではなく、

「プレゼンテーションZen」は、メソッドというよりむしろアプローチである(p.18)

と書かれているとおり、プレゼンテーションについての考え方や心構えが満載で、ぜひ次のプレゼンで実践しよう!と心に決めていた。


実践の舞台に選んだのは10月30日。
今年入社した約90人向け研修のなかでの10分間のコーナーだ。直後に登場する先輩社員たちに体験談を話してもらうためのイントロダクション、という位置づけ。


プレゼンテーションZenでは、準備のプロセスとして次の4つのステップが紹介されている。(p.99-103)

  • ステップ1:トピックに関するブレインストーミング
  • ステップ2:核となるメッセージを特定する
  • ステップ3:コンピューターを使わずにストーリーボードを作成する
  • ステップ4:スライドウェアのスライド一覧でストーリーボードを作成する


以下、本書に沿いながら準備のプロセスを再現すると…。

ステップ1:トピックに関するブレインストーミング

昨年も同じトピックで話しているのだが、今回はゼロからつくるつもりで伝えたいことを書き出してみた。

メモ魔、我以外皆我師也、信頼の貯金、成長曲線、学習高原(プラトー)、小さなことをコツコツ、継続の後に径ができる、イチロー、先輩の紹介、自分の失敗談・成功談…。

ステップ2:核となるメッセージを特定する

今回のプレゼンテーションの究極的なメッセージは何か?
「もし、たった一つの事しか聴衆の記憶に残らないとしたら、それは何であってほしいか?」(p.73)

今回、伝えたいメッセージは「我以外皆我師也」に決定。
春にも一度伝えており、半年たった今だからこそあらためて職場にいるすべての人に対して謙虚な目をもって学んでほしいから。もちろん、その後に登場する先輩たちからも大いに学んでもらうモードへ変化させたい。

ステップ3:コンピューターを使わずにストーリーボードを作成する

全体構成をA5サイズの紙に手描きした。
どんなスライドを入れるか、どんなテキストを添えるか、さらには、どんなイメージをもってくれば効果的に伝わるか、などなど…。描いては消し、書き足しては入れ替えたり、言葉を削ったりしながら考えてみる。その結果、スライドは6枚に。最初に入れていた説明の言葉はほとんどカット。


スライドの先頭と最後には同じ「道」の写真を使い、コアメッセージのスライドには「瞑想している人」の写真を使いたいなどをラフスケッチして、手描きストーリーボードはひとまず作成終了。

ステップ4:スライドウェアのスライド一覧でストーリーボードを作成する

上にも書いたようにスライドの先頭には「道がまっすぐ空に続いていく」イメージの写真をぜひ入れたいと思った。というわけで、本書で紹介されていたサイト iStockphoto もせっかくなので使ってみた。
http://www.istockphoto.com/ (日本語サイトは http://nihongo.istockphoto.com/


このサイト、日本語による検索でもかなり目的とする写真やビデオが出てくる。多少お金はかかるが、イイ感じ!

(「道 続く 空」の検索結果。それっぽい!)


このなかから1つの写真を選び、他に「海をバックに瞑想する男性」*1、「先輩社員たちの顔写真」も入手してスライドに張り込み、Copyright表示や会社ロゴ、説明の文字も極限まで削って削ってスライドは完成。
http://www.istockphoto.com/file_thumbview_approve/7712648/2/istockphoto_7712648-country-road.jpghttp://www.istockphoto.com/file_thumbview_approve/7344124/2/istockphoto_7344124-young-man-meditating-on-rock-by-sea.jpg


プレゼン当日は、ワイヤレスポインターを使って、ステージを右に左に動きながら、ゆったりと話すことができた。途中、質問も織り交ぜて聴衆とやりとりしつつの10分間。少なくともみなの耳目は集められたと思う。コアメッセージも伝わってくれたんじゃないかと期待。


おそらくこの本を読まなかったら、例年通りのスライドをつくっていたに違いない。
大勢の前でプレゼンテーションする機会があり、「もっと伝わるプレゼンをしたい!」と考えているあなたにぜひ読んでもらいたい(そして実践してもらいたい)オススメの一冊だ。


プレゼンテーション Zen
Garr Reynolds, ガー・レイノルズ / ピアソンエデュケーション ( 2009-09-07 ) /アマゾンおすすめ度

参考サイト

僕が読みおとしていた部分をエントリにあげておられ、たいへん参考にさせてもらいました。大感謝!

(レイノルズ氏、しゃべりまくり!!「高橋メソッド」も出現)

*1:これもiStockphotoにて入手