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本に逃げない。本から逃げない

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最近読んだ『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』にて、神田昌典さんが本選びについてこんなことを話している。

 僕の場合、選ぶというより、本に選ばれる。これはホントですよ(笑)。目の前の課題から逃げずにやっていると、要所・要所で自分1人では解決できない問題にぶつかるもの。そういうときに書店に行くんですね。
 そうすると、1冊1冊の本がエネルギーを持っていますから、「引き寄せの法則」で、本が向こうから声をかけてくる。(p.26)


うん、この感覚は僕にも分かる。
平積みになっていないある地味な本の背表紙にひかれて手にとってみて、とても大きなヒントをもらったことが何度あることか…。

 人との出会いと本との出合いには非常に共通するところがあります。だから、人生を変えるような本に自分から出合おうというのは都合のいい話。(中略)
 やっぱり目の前のこと、リアルな体験をきちっとしていくことが重要で、そうした中で、出合うべきときに出合うべき本と出合う。本に逃げない、本から逃げない。その両方とも大事。


本を読んで気持ちよくなるだけじゃなく、目の前の課題を解決するためにうまく本を使っていこう。そうするうちに、結果的に素敵な本との出合いが増えていくに違いない。(あ、人との出会いも同じだわ)


10年後あなたの本棚に残るビジネス書100

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100


おまけ:
 神田さんの文章では「出会う」と「出合う」がきちんと使い分けられていた。人とは「出会う」だけど、本には「出合う」んだ、なるほど、なるほど。


今回、新たに買って読むことを決めたのは以下の本たち。読書リストとしてここに記録しておく。
・『誘惑される意思』(ジョージ・エインズリー著 山形浩生 訳)【勝間さん推薦】
・『それでもなお、人を愛しなさい』(ケント・M・キース)【神田さん推薦】
・『企画書提案書大事典』(高橋憲行)【神田さん推薦】
・『第8の習慣』(スティーブン・R・コヴィー)【神田さん推薦】
・『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン)【勝間さん推薦】
・『急に売れ始めるにはワケがある』(マルコム・グラッドウェル)【勝間さん推薦】
 旧題:『ティッピング・ポイント』が文庫化されたもの
・『人間この信じやすきもの』(T・ギロビッチ)【勝間さん推薦】
・『感情表現辞典』(中村明 編)【神田さん推薦】
・『船井流経営法の原点』(船井幸雄)【神田さん推薦】
・『Sカーブが不確実性を克服する』(セオドア・モディス)【神田さん推薦】
・『出現する未来』(ピーター・センゲ、C・オットー・シャーマー、ジョセフ・ジャウォースキー、ベティー・スー・フラワーズ)【神田さん推薦】
・『ラッキーマン』(マイケル・J・フォックス)【神田さん推薦】