世の中には、縁の下の力持ち、黒子的な動きをしている人がいる。職場や地域、同窓会、趣味のサークルなど、いわゆる「コミュニティ」と呼ばれるものも、その人がいるからうまく回っている、ということは多い。
一方、そういう人には、なかなかスポットライトがあたらないのが現実だ。いなくなって初めて、日常やってくれていたことのありがたさに気づくこともある。
そんな人たちのためにあるのが、「コミュニティマネージャー感謝の日」だ。
「コミュニティマネージャー感謝の日」とは?
コミュニティマネージャー感謝の日は、所属・参加するコミュニティを運営している人(=コミュニティマネージャー)に日頃の感謝を伝えよう!という趣旨で、2010年にアメリカで始まったムーブメント。提唱者はジェレマイア・オウヤン(Jeremiah Owyang)氏で、毎年1月第4月曜日に行われている。
※このあたりの経緯は、現在 Meetup のコミュニティマネージャーとして活動している市川裕康さんの解説が詳しい。
- オンラインの同窓会、コミュニティ運営に欠かせない、コミュニティマネージャーという存在
- 職業としてのコミュニティマネージャー 毎年1月第4月曜日は「感謝の日」
- [ご案内]今年で4年目、コミュニティマネージャー感謝の日ミートアップ開催!(1/25 19:00-@Smartnews社)
日本でも、2013年1月以来、毎年東京でミートアップが開催されている。
過去3年の「感謝の日」ミートアップには、コミュニティマネージャー的な動きをしている人が集まって、自身の活動を紹介したり、生の事例に耳を傾けたり、「あるある」情報を共有するなどを実施してきた。
2016年も東京ミートアップを、1月第4月曜日(1月25日)に開催するので、興味のある方はぜひご参加を!
コミュニティマネージャー感謝の日 東京ミートアップ2016
http://cmad2016.peatix.com/cmad2016.peatix.com
前述した市川さんからの最新動向のほか、NPO法人CRファクトリー 呉哲煥さんのプレゼンテーション"社会を変える、強くあたたかいコミュニティ運営の秘訣~"、注目コミュニティマネージャーお三方のパネルディスカッションなど盛り沢山!。
(Peatixで事前申込みをすると参加費割引あり)
僕は2013年の東京ミートアップから参加しており、今年で4回目。昨年2015年からはミートアップの運営にも関わっている(今年はあまり貢献できてないけれど…)。
実は、毎年参加していてちょっと気になっていることがある。
それは、「感謝の日」という色があまり濃くないなぁということだ。