前回エントリに続き「父親」関連の投稿を…。
今月初め、中高生向けの本を5冊紹介したのが好評だったので、今度は【小中学生の子をもつお父さん向け】の本を紹介してみたい。
関連本のなかから、わが家の子育てに影響を与えた(そして、今も与え続けている)本を5冊を選んだ。いままさに小中学生のお子さんを育てている方に、何かの参考になれば。
小中学生のお父さん向け「子育て本」 厳選 5冊
スポーツをしているお子さんのパパへ
『僕はこう思うんだ』/『修造本気塾』
野球やサッカー、水泳、テニス、ゴルフ etc.。
最近は、小さい頃から子どもにスポーツをさせる家庭が多いはず。本書の著者 松岡修造さんは言わずと知れた元プロテニスプレイヤー。日本の天候を左右するほど熱い方(笑)だが、この本では自身のパパぶりのダメさ加減も開示しつつ、スポーツにまつわる子育て論を冷静に説いていて、とてもクレバーな印象をもった。
読んだ当時、息子が少年野球チームにお世話になりはじめたところだったので、とても参考になった。
たとえば、スポーツ以外でも「親のできる良いサポートとは?【日常生活篇】」という節にこんな記述がある。
皆さんの家の子どもたちも、彼らのように食が細い、食べることに対して興味を示さないということはないだろうか? ひょっとしたらその理由は、子どもたちではなく、親にあるかもしれないと考えたことはあるだろうか?
例えば考えられる理由のひとつに、食事中のテレビがある。(p.121)
以降でテレビを観ながら食事をすることの問題が語られていく。この説に納得した僕は、息子と一緒に食卓を囲む時には一切テレビをつけなくなった。10年後の今振り返ってみても、この習慣は子どもの体力・集中力を育てること、家族間の会話を増やすことに大きく貢献したと思う。
ちなみにこの本、加筆のうえ『修造本気塾』と改題されて今年7月に出版されている。(それだけニーズが高まっているのかな)
メインメッセージは変わらないが、錦織圭さんや織田信成さんとのエピソードなども追加されており、修三さんも3児の父へと状況が変わっているので、これから読むならぜひこちらを!