ヒト感!!

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【こぼれ話的メモ】THE SALON『ネットコミュニティの設計と力』リアル講座に参加しました

8月に発売された『ネットコミュニティの設計と力』が面白く、何度も読み返している。


このブログでもこれまで2回とりあげており、現在はfacebook上でのオンライン読書会も実施中だ。


先週、近藤淳也さん(本書監修。序章&6章執筆)と古川健介さん(3章執筆)の対談イベントがあると聞き、喜び勇んで参加した。
http://kci-salon12.peatix.com/
ニコニコ動画で生中継もされていた*1が、あまりブログ等で話題になっていないみたい。「角川インターネット講座」サイトでも動画公開される予定)



本の内容から派生した話もいろいろと聞けたので、備忘の意味も込めてメモを投稿しておきたい。
→ちゃんとしたレポートは、ASCII.jpの記事をどうぞ(笑)

  • THE SALON『ネットコミュニティの設計と力』
    • ネットコミュニティ20年史
      • 形を与えすぎるとよくない
      • 不可逆的なこと
      • 流速は認証になる
    • ネットコミュニティサービスをつくる
      • 設計によって人の距離を縮める
      • ハイコンテキストな場では情報は小さく
      • 過去の会話への参加
      • 立ち上げ期には「書き手」を集める
      • CGMは検索と結びついてこそ
      • 建ててから毎日住んで感じる
    • うまくいくコミュニティとは
      • 純粋な動機が共感を呼ぶ
      • 「やたら、そっちに行きたい人」の存在
    • 質疑応答
      • コミュニティマネージャーに必要なもの
  • 『ネットコミュニティの設計と力』読書会
    • リアル読書会は 11月に開催予定
    • オンライン読書会は10月末まで実施中
    • 関連エントリ

★ちなみに、本書を題材としたリアル読書会を、11月10日に東京・渋谷で開催予定なので、気になる方は本エントリ後半をご覧ください。

*1:ニコニコ動画のプレミアム会員であれば、こちらでタイムシフト試聴が参照可能とのこと

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「よければ一緒に そのほうが楽しい」

ふとした偶然で出合った曲。
歌詞がとっても素敵で、タイトルのフレーズが強く印象に残った。

KAN 「よければ一緒に」

YouTube にフルバージョンのPVがアップロードされていたので、まずはこちらを…。



この曲は、2010年2月に発売された KAN の32枚目のシングル。(参照:ナタリー インタビュー


シンプルなメロディーに乗せて「よければ一緒に そのほうが楽しい」というフレーズが、パターンを変えながら何度もなんども繰り返されていく。


なかでも、僕が一番気に入ったのはこちらのパート。

君が前からやってみたいってずっと言ってたこと
それは素敵そうに見えてやや難しいこと
もしもぼくに手伝えることなにかあるなら
よければ一緒にそのほうが楽しい


この歌では、「ぼく」と「君」のカップルの間柄が歌われているのだけれど、誰かと一緒だからできることって、たくさんあるような気がする。


それぞれが得意をもちよって、何かが創りあげられれば楽しい世の中になるよな…。
そんな世界観をあらためて感じることができた。


よければ一緒に (full size)

よければ一緒に (full size)

  • KAN
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
歌詞はこちらを。

おまけ

曲に感動した勢いで書きましたが、前後にあった色々を…。

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SNSには、互いに黙って囲めるテーブルがない!? 〜『情報の「捨て方」』より

BS日テレの「久米書店」、9月20日放送回を観た。


この日のゲストは成毛眞さんで、新刊『情報の「捨て方」』について久米宏さん・壇蜜さんと3人で語り合っていた。

本書のなかで、久米宏さんが気になったフレーズが、「沈黙」と「SNS」について書かれた次の部分。

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刺激を求めず、「批判のダイエット」を! 〜『脱批判のススメ』より

ふと目に飛び込んできた文章を読み、「そう、そう!」といつの間にか引き込まれる。そんな経験はないだろうか?


つい先日、たまたま目に入ったキーワード「脱批判のススメ」に誘われて訪れたブログで、そんな出合いがあった。



ブログには、電子書籍の「はじめに」部分が紹介されていた。特に目をひいたのはこの文章だ。

 実は批判という行為には多くの方が知らない負の影響が存在します。それはあなたの人生を壊滅的にするほど恐ろしいものでもあるのです。逆に、批判をやめる ことで人生が良い方向へと変化を始めます。それは自分自身だけではなく、周囲の人や社会に対しても良い影響を及ぼすことになるでしょう。
 
引用:

新刊『脱批判のススメ』―不機嫌な心を手放す― - 小金井書房ブログ


最近、身近にも周りにも「批判」の空気が充満していると感じた瞬間があり、なんとも言えない息苦しさ・辛さを感じていた。そんなこともあって、紹介されていた『脱批判のススメ』を読んだ。


本書から、いくつか新しい発見やヒントを得ることができたので、以下に記録しておきたい。

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決意・覚悟・見せたい背中 〜『ぼくつま20』を読んで

ICHIROYA 和田一郎さんの新刊『僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語』(略して、ぼくつま20)を読みおえた。


これまで歩んできた「自分の商売と居場所を見つける道」について、その実態や舞台裏を赤裸々すぎるほど率直に語っておられる。

中身の半分はこのブログで書いたことがあるような話だが、残る半分の本筋の方は、僕と妻が会社を辞めて自分たちのビジネスを立ち上げて巡航速度に入るまでの体験を、かなり赤裸々に書いたものだ。


和田さん自身もブログに書いておられたが、数字や関係者とのやりとりなど「ここまで書いていいの!?」と思えるぐらい、ほんと赤裸々だった!



読了後いろいろな想いが湧き上がっているが、このエントリでは強く心に響いたキーワード3つを記録しておきたい。

  • 決意
  • 覚悟
  • 見せたい背中


あと、タイトルに「妻と始めた…」とあるように、一番ちかくで応援し14年間いっしょに進んできた奥様の存在がものすごく大きいんだな、ということもヒシヒシと感じることができた。


和田さん、素晴らしい本をありがとうございました!

関連リンク


なお、和田さんの1冊目の本について書いた感想はこちら。

(今年の2月だったんですね! 7ヶ月で2冊の出版、あらためておめでとうございます!!)