ヒト感!!

人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい

2031年に思いを馳せて 〜ハタチ基金でともに応援


今日は、戦後70年目の終戦記念日。
新聞・テレビでは、過去をふりかえる文章や番組が報道されている。


そんななか、僕は先日届いた報告書を読んでいた。
2014年度ハタチ基金活動報告書」だ。

ハタチ基金とは?

ハタチ基金ロゴ
公益社団法人 ハタチ基金

東日本大震災発生時に
0歳だった赤ちゃんが、
無事にハタチを迎えるその日まで。

このメッセージに強く共感した僕は、活動を継続的に応援している。ブログにも何度かエントリを書いた。

「ハタチ基金」関連エントリ



2031年の世の中って…

震災から20年後の2031年といえば、今から16年後である。

まだちょっと先だと思っている東京オリンピック開催が2020年で、その11年後。
僕は61歳になっているはずだし、ひょっとすると孫がいたりするかもしれない!


さて、どんな世の中になっているだろう。
そして、2011年に生まれた赤ちゃんはどんなハタチを迎えるだろう。


この1年の報告書を読みながら、そんな未来に思いを馳せることができた。

一緒にサポートしませんか?

ハタチ基金の個人サポート会員には、2015年3月現在 約1,000人が登録しているそうだ。基金では、企業・団体からの寄付とあわせた資金から、学び・自立の機会を提供するための活動を選び、学び場づくりや教育バウチャー事業なを支援している。


ハタチ基金では、2031年までの今後16年間 継続的に子どもたちを支援するために、いまも個人サポート会員を募集している。


本エントリを読んで少しでも興味がわいた方は、一度ページをご覧ください。(月1,000円から支援ができます)
http://www.hatachikikin.com/shien


本ブログを読んでくださっているあなたとご一緒に、この活動をサポートできたら嬉しいです。


追記

本エントリに関連する情報を2つ追加します。

時に海を見よ

時に海を見よ (双葉文庫)

時に海を見よ (双葉文庫)

1つ前のエントリ(中学・高校時代の自分に読ませたい本)に関連して、友人に紹介してもらった一冊。

My Way (Def Tech cover)

2011年3月15日、二人のアーティスト(d-iZeさん、齊藤ジョニーさん)がホームビデオで撮影した動画。投稿メッセージとその歌声が、胸に迫ってきます。

自分が一番へこんでいるとき、歌なんか歌えないと思っているとき、それでも仲のいい友­達と声を出して、歌って、前向きになろうと思えました。これをみて、そんな気持ちを誰­かに持ってもらえたら、うれしいです。


支援には色んな形があります。
そして、こんなブログを書いている僕も、できていないことが山ほどあります。

それでも、忘れないこと、思うこと、(自分にできる何かを)行動することは今後も続けていくつもりです。

『ソーシャルメディア進化論』読書会、はじめました【CMC読書会06】

武田隆さんの『ソーシャルメディア進化論』。

今から4年前の2011年に発刊された本ながら、最近よく話題になる「コミュニティマネージャー」的な役割(肩書き?)について参考になる考え方が記述されている。
(企業が運営するファンコミュニティについての事例も多い)


ソーシャルメディア進化論

ソーシャルメディア進化論

Kindle版もあり)


隔月開催しているCMC読書会では、本書を課題図書として2015年8月のオンライン読書会を実施中です。

ご興味ある方は以下のリンクからご参加ください。


【CMC読書会】~コミュニティ運営のヒントを本から学ぼう!~


関連リンク

著者 武田さんがダイヤモンド・オンライン上で連載している記事&対談がこちら。
http://diamond.jp/category/s-social
http://diamond.jp/category/s-social2012


こちらは、松岡正剛さんの千夜千冊で取り上げられた記事。

追記:コミュニティ分類のマトリクス

昨年、本書を読んだときに書いたもの。

【質問】あなたは「コミュニティマネージャー」ですか? - ヒト感!!


本書に登場する、コミュニティ分類の2軸マトリクスが秀逸!という話。

【読書感想文にいかが?】中学・高校時代の自分に読ませたい本 5冊

オススメの5冊


今朝の新聞で「読書感想文」という文字をみつけ、「そういえばここ数十年書いてない。あれ、苦手だったなぁ…」と甘酸っぱい記憶が蘇ってきた。


父親が大の本好きだったので実家の本棚には歴史小説をはじめ多くの本があった。にもかかわらず、僕自身は 20代後半まであまり本を読んでこなかった。いま思えばもったいなかったし、読んでいたらすでに他界した父とも読書談義ができたかなぁ、なんてことを考える。


いま自宅には壁一面の本棚に硬軟おりまぜた本が並んでいるのだが、ふと「自分がいま中学生、高校生だったら、どんな本を読みたいかなぁ」という疑問が湧いてきた。せっかくなので、本好きになった今の僕が「中学・高校時代の自分に読ませたい本」という観点で5冊チョイスしてみることにした。


「この夏、何か読んでみよう!」と思っている中学生、高校生(もしくは、その親御さん)の参考になれば!
(はてなブログ 今週のお題読書の夏」にも登録)


※どれもオススメの5冊ですが、「読書感想文を書く」ことを意識して、読む時間が短い(であろう)順に並べておきます(笑)

中学・高校時代の自分に読ませたい本 5冊

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「いい人募集。」が響く理由

ここ最近、「いい人」の地位低下が激しい。
巷には、こんな言葉が並んでいる。

  • もう、いい人をやめなさい
  • いい人は「都合のいい人」
  • いい人にはなるな
  • 「彼、いい人なんだけどね…」 etc.


「Good」は「Great」の敵である、という言葉もあり、「いい人」受難の時代である。

「いい人」募集!?

そんななか、友人のFacebook投稿で面白い記事を知った。
株式会社 東京糸井重里事務所の「いい人募集。」だ。

www.1101.com


募集文のなかに、糸井さんのこんな言葉がある。

「いい人」と言われても困りますよね。
それは、まったく承知しています。

でも、実際に「あの会社のあの人、いいよねぇ」とか、
「あの人、いい人だから、きっと大丈夫だよ」とか、
「いい人が入ったねぇ」だとか、
仕事やら、はたらく場面について語り合うときには、
ごくふつうに「いい人」ということばが使われています。


続けて、こんな文章も…。

「ほぼ日」は、というか「東京糸井重里事務所」は、
ずっと「いい会社」になりたいと思っています。
それが、どういう会社なのか、
ずっと考えていて、
少しずつそうなってきている‥‥と思います。
そこに「いい人」に加わってもらえたら、
なんだか、もう、なんでもできそうです。


世間の評価などなんのその、気持ちいいほどに「いい人」推しだ。

それでも「いい人」にイエスと言う

そして、糸井さんの考える「いい人」の定義はこちら。

「いい人」と言われる人には、
「誠実と貢献」がある
と思っています。
 (略)
「貢献」ができていなくても「信頼」されることって、
おおいにあり得ます。
ぼくらが考える「いい人」には、
「貢献」以上に、「信頼」が大事
です。


誠実、貢献、信頼。
どれも大事なことだとみなが知っているけど、仕事の世界ではあえて口にしてこなかったことだ。


最近、『嫌われる勇気』や心屋仁之助さんの本を読みながら「いい人を目指すのはなんか違うなぁ」と考えていた。
一方、あえて「嫌な人」を目指すのもどうなのかという逡巡があったのも事実。

今回の募集文では、究極の「いい人」3要素を表明していて、そこに共感できたからこそ、この文章が心に響いたんだろうと思う。


今後の「いい人募集。」では、“「モノ」や「コト」を作る人”と“(糸井重里さんの)秘書役(=着ぐるみ?)”を募集しているそう。気になる方はぜひご応募を!
東京糸井重里事務所のいい人募集。- ほぼ日刊イトイ新聞


ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

ほぼ日刊イトイ新聞の本

ほぼ日刊イトイ新聞の本

(上は文庫版。下は2001年発刊のやわらかなハードカバー。僕はこちらを読みました。)

「いい人」関連本

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【レポート】『ゆっくり、いそげ』オンライン&リアル読書会を開催!

先月、facebook上で 1ヶ月間の オンライン読書会を開催した。
開催母体はコミュニティマネージャーズ・コミュニティ(CMC)で、「コミュニティ運営のヒントを本から学ぼう」という趣旨で隔月開催している読書会だ。

課題図書は『ゆっくり、いそげ』

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今回課題本に選んだのは、西国分寺のクルミドコーヒー店主 影山知明さんの著書『ゆっくり、いそげ』。本やクルミドコーヒー、そして影山さんの魅力もあって、CMC外からも4名の方に参加していただいた。

オンライン+リアル読書会のエッセンスをレポートに

期間中、オンライン上では19人が対話に参加。そして、6月21日には、クルミドコーヒーに7人が集まり、影山さんにも参加してもらって対面での読書会を開くことができた。大テーブルを囲み、著者ご自身からも解説やアドバイスをいただけるという、なんとも贅沢な時間!


本に書かれた現場で影山さんやスタッフの方とお話しすると、「あぁ、なるほど!」と実感できることが数多くあった(受贈者的な人格、「いい時間」を提供、支援し合う関係 等)。NPOやコワーキングスペース、ファンコミュニティや社内コミュニティなど、コミュニティ運営に関わる人が多かったので、余計にその想いが強いのかもしれない。


読書会のやりとりは参加メンバ限りなのだけれど、そのエッセンスだけでもお伝えできたらと思い、レポートにまとめてslideshare上に公開した。よろしかったらこちらからどうぞ。



読書会を終えてあらためて思うのは、「コミュニティ」運営や、人と人の「つながり」に強い関心をもっている方に、『ゆっくり、いそげ』を読んでもらい、意見交換したいなということだ。未読の方はぜひ!



読書会開始時のお知らせ、僕が最初に訪問したときの感想は、こちら。