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続きを読むひさびさに弾いた CRAZY G (演奏解説動画&ウクレレ記法説明 付き)
土曜日の午後、作業の合間に「そういえば、最近さわっていないな…」とケースから取り出したのがこちら。
ハワイ・オアフ島のメーカ Kelii 製のパイナップル型ソプラノウクレレだ。*1
(サウンドホール内のラベルに、パイナップルの絵が!)
定番曲 CRAZY G
むかし練習して指が覚えていた "CRAZY G" を、ひさびさに弾いてみた。
ハワイではとってもポピュラーなウクレレ曲で、幼稚園くらいの子たちも演奏するのだとか。
山口岩男さんの解説付きタブ譜を見つつ、何回か繰り返していると少しずつ弾けるようになってきた。
マハロ!ウクレレ―極楽ウクレレブックハワイアン・スタイル (エスノブックス)
- 作者: 山口岩男,小学館ウクレレ倶楽部
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/04
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
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音楽は、聴くのもいいけど、やっぱり歌ったり弾いたりするのが楽しいと実感した週末であった。
はてなが誇る(!?)ウクレレ記法
実は、はてなブログが採用している「はてな記法」にはウクレレのコード譜が表現できる、超マイナーな機能がある(笑)。
ウクレレのコード譜を簡単に表示できるウクレレ記法 - はてなダイアリー日記
CRAZY G のイントロ+最初の4小説を、このウクレレ記法で書くとこんな感じ(↓)になる*2。
僕が はてな を気に入っている理由の1つは、こんなオモシロ機能を実装している遊び心。「ウクレレ記法」は最近使われておらず、そのもののニーズは僕以外には今のところなさそうだけど…*3
ウクレレ好きのブロガーのみなさま、はてなブログはオススメですぞ。
CRAZY G を本格的に練習したい方へ
せっかくなので、CRAZY G という楽曲そのものを少しご紹介。
YouTube 上に数多くの演奏がアップされているが、これから練習したい方にはこちら(↓)がおすすめ。
よくわかるUKULELE講座定番クレージーGを徹底解説 - YouTube
藤が岡ミュージックスクールの講師 奥山敏美さんが、丁寧に解説してくれている動画。
指使いやリズムなど、とてもわかりやすい!
ウクレレを持っている方は、これを見ながら練習に励みましょう。
*1:検索したところWebサイトはなさそうだが、ウクレレショップ オハナのサイトで ケリー工房訪問レポート記事を発見。ケリーさんってこんな方だったんだ!
*2:はてな記法では Gm6 をサポートしていないようなので、本来 Gm6 である は「Gm」と表記した
「六方礼拝(ろっぽうらいはい)」と「今この瞬間!」
いろいろあってモヤモヤしていた時、傍らにあった致知2015年3月号をふと手に取った。
そこで目に止まったのが、アルボムッレ・スマナサーラ長老*1の記事。
お釈迦様が人々に生きる道を説かれる時は、常に言葉の定義を明確にされました。そして仏教的な成功というのは、どんな側面から人生を考えても問題がなく、安全なものです。
記事では、その後「六方礼拝(ろっぽうらいはい)」という言葉が紹介されていた。
お釈迦様が、両親を亡くしたシガーラという青年に、正しい六方礼拝の方法を説いた『シガーラ教誡経』という経典があります。
「六方」とは、東南西北下上の方角のこと。それぞれ、両親、先生方、家族、友人、雇い人、出家者を意味しており、人生における人間関係のすべてを指す。六方礼拝とはそれぞれに対するお勤めを指したもの、なのだとか。
※シガーラ教誡経、六方礼拝については、こちらの本に詳細が…*2
- 作者: アルボムッレ・スマナサーラ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: 文庫
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で、スマナサーラ長老について気になって検索してみると、2012年の TEDxSeedsでのトークが見つかった。
破る | Ven. Alubomulle Sumanasara [アルボムッレ・スマナサーラ] | TEDxSeeds 2012 - YouTube
流暢な日本語(関西弁?)で、「自分探し」の無意味さを説き、会場の笑いを誘う。
その一方、後半には何度もなんども「今この瞬間を生きて!」というメッセージを主張されていた。
強く心に響く言葉、出逢いに感謝!
関連リンク
幸福な人生を歩むには|致知出版社編集部ブログにて、上記記事の後半部分が紹介されています。
アルボムッレ・スマナサーラ - Wikipedia
(すごい数の著作!)
アルボムッレ・スマナサーラ長老 - 日本テーラワーダ仏教協会
(プロフィールの他に、法話の音源あり)
息子と僕のMilk&Bitter / Goose house #goose7
(彼がMilkを、僕がBitterを)
Goose house の新しいアルバムが、2月25日に2枚同時リリースされた。
その名も Milk と Bitter。
パッケージも対照的な色使いで、2つ並べるとすごくきれい。
我が家では、息子と僕が Goose ファンなので、それぞれ1枚ずつ買うことした。
「どっちを買う?」と聞くと、"Milk" と答える彼。僕は "Bitter" が気になっていたので、都合がいい(笑)。
(冒頭の写真は、それぞれが購入してきたものを並べて撮ったもの)
聴きこむのはこれからだけど、僕は Milk の「恋するMerry-Go-Round」と Bitterの「ハルノヒ」が今のところのお気に入り。彼は何が好きなんだろ?
いずれにせよ、親子で同じアーティストが好きっていうのはいいもんだなぁ、と実感した週末のひととき。
- 収録曲動画
- アルバム「Milk」収録曲
- 光るなら
- オトノナルホウヘ→
- 恋するMerry-Go-Round
- Pop Up!
- 笑ったままで
- アルバム「Bitter」収録曲
- Sing
- ドミノエフェクト
- Humming Bird
- セダンガール
- アルバム「Milk」収録曲
- 関連情報
- メンバーのメンバーによる、ハウスメイトのための「Milk」&「Bitter」
- TV CMも
- Goose house 関連エントリ
収録曲動画
ICHIROYAさんからのメッセージ~『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』を読んで
友人のFacebook投稿で知ってから読むようになった「ICHIROYAのブログ」。
アンティーク着物のオンライン販売サイト ICHIROYA の店主、和田一郎さん(id:yumejitsugen1)が書いておられる*1。取り上げるテーマと小気味いい文章スタイルが好きで、今ではちょっとした“追っかけ”状態だ(笑)。
そんな和田さんが、初の著書『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』を出版されると知り、すぐさま予約。この週末に一気に読んだ。
- 作者: 和田一郎
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
この本は、2013年11月に書かれた以下のブログ上の文章がもとになったもの。
僕が19年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと - ICHIROYAのブログ
はてなブックマーク1,600件を超えたこの人気エントリを下地としつつ、再構成&大幅加筆されて作られたのが、今回の著書なのだとか*2。
タイトルにもなっている「12の後悔」はこうだ。
僕の後悔1●入社初日から社長を目指して全力疾走すればよかった
僕の後悔2●会社のカラーに染まりたくないなんて思わなければよかった
僕の後悔3●あんな風になりたいという上司をもっと早く見つければよかった
僕の後悔4●社内の人間関係にもっと関心を持てばよかった
僕の後悔5●思い上がらなければよかった
僕の後悔6●できない上司や嫌いな上司に優しくすればよかった
僕の後悔7●もっと勉強すればよかった
僕の後悔8●ゴルフを始めワインをたしなめばよかった
僕の後悔9●信念なんてゴミ箱に捨てればよかった
僕の後悔10●クリエイティブであるよりもリアリストであればよかった
僕の後悔11●周りの評価のために長時間働かなければよかった
僕の後悔12●同期が先に昇進したことを笑ってやり過ごせばよかった
このなかで、僕が一番心に響いたのは「僕の後悔9●信念なんてゴミ箱に捨てればよかった」の部分。
例えばこんな記述がある。
会社というゲームを全力で戦い、勝ち抜く覚悟でいるのなら、僕のように「信念」に凝り固まり、「頑固である」と言われないように振る舞わなければならない。(p.147)
もう一箇所、こんな記述も。
成功体験という旗を降ろして、後ろ指を指されることさえ甘受しなければならない時もあるはずだ。そこで、あくまでも前を向き、耐えることができる人は、おそらく曲げない信念を持つ人以上に強く生き、大きなことを達成できるかもしれないのだ。(p.147-148)
どう受け取るかは、読む人によってさまざまだが、僕の心にうかんだのは「本当にそうか?」という問いかけだった。
そして、終章の「そしていま」の中には、こんなフレーズが登場する。
職業人は、社会に出てから二度死ぬのだと。(略)
今回、僕が書いた体験は、一度の死と再生の物語、そして二度目の死の物語だ。
(略)もし、この本が多くの人々の共感を得られたなら、二度目の再生の物語を書きたいと思っている。(p.188-189)
この本は20代~40代の「僕のような人」(by 和田さん)のために書かれたそうだ。
いまの会社の中でもがいている多くの人(僕もその一人)に、ヒントになるメッセージがたくさん詰まっている。
だからこそ、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。
そして、和田一郎さんの2冊目の本が読みたいな、と心から思っている。
読書メモ
追記
和田さんのブログで本エントリをご紹介いただきました。ありがたや!すみません、またまた、自著の宣伝です! - ICHIROYAのブログ
すでにKindle版の話もあがっているのだとか。
さらに多くの人に届くといいな。
*1:いま気づいたが、英語サイト ichiroya.com の「Kimono Flea Market」コーナーにある写真は 京都・東寺の"弘法さん"じゃないか。 実家から徒歩5分の懐かしい風景!
*2:出版までのいきさつは、こちらのエントリに詳しく書かれています→2月17日に本が出ます ~ 夢の実現には苦い味がする - ICHIROYAのブログ