ヒト感!!

人生をハッピーにするヒト・モノ・コトバ、広めたい

さようなら、また逢う日まで アラドーモ! ~「ダイアリー」から「ブログ」へ引っ越し~

突然なのだが、2006年から更新してきた「はてなダイアリー」とお別れすることにした。

ブログそのものは、2003年9月から My PROFILE*1で書き始めていて、2006年の今日(2月8日)に はてなダイアリー に移ってきた経緯がある。


ごく親しい友人・知人が読み手の中心だったけど、特定のページがけっこう検索でひっかかる*2こともあり、時々あらたな出逢いがあって楽しませてもらった。小学6年生からコメントもらったのは嬉しかったなぁ(笑)。


そんなわけで、はてなダイアリーさんには長らくお世話になりました。
9年前と同じく誕生日を機会に、ブログを移転することにします。

さようなら、はてなダイアリー!



で、新しい URL はこちら。
http://hirocsakai.hateblo.jp

こんにちは、はてなブログ!!
(ん? ^^;)


ずいぶん前から、「はてなダイアリー」から「はてなブログ」への移行がオススメされていて、そろそろいいタイミングかなぁと思い、本日実行したのでした。

URL は変わったけれど、はてなダイアリー時代の URL にアクセスすれば、はてなブログの該当記事に自動転送されるので、変わった気になっているのは自分だけかもしれません。



(色目も同じにしたので、ますます違いが分からん…)


ま、そんな私ですが、
とにもかくにも、今後ともよろしくお願いします!

関連エントリ

正式に、はてなダイアリーへ引っ越した日の投稿

2013年に経緯を振り返った日の投稿

*1:その後、ドリコムブログへ名称変更。現在は livedoor ブログへ事業譲渡されています

*2:「あとみよそわか」「共同体感覚」「藤原銀次郎」「Goosehouse Soundtrack」など

コミュニティマネージャーはつながって強くなる ~ 「#コミュマネ感謝の日」2015 の振り返り

前回エントリに書いた“「コミュニティマネージャー感謝の日」東京ミートアップ2015”が、盛況に終わってから12日が経つ。ずいぶん経ったようだけど、まだ2週間も経っていない。なんだか不思議な感覚だ。

(Communityの"C"ポーズで。撮影は集合写真職人・武市真拓さん)

「コミュニティマネージャー感謝の日」東京ミートアップ 2015

イベント内容については、企画メンバや参加された方のブログが詳しいので、こちらをどうぞ。


今回のイベントは、年に1回の「感謝の日」開催ということもあり、プレゼンターの話を聴くスタイルではなく、コミュニティ運営に関わる人たち同士がじっくり対話できるような形にした。これが大正解!


いろんなジャンルのコミュニティに携わる人たちが、設定テーマごとにテーブルに分かれて話しあった結果、多くの出逢いや発見が生まれていたみたい。

参加したみなさんのワークシートから

こちらは、みなさんが書いてくれたワークシートをアップロードしたもの。


当日の発表とワークシートから、個人的に気になったフレーズをピックアップすると…。

  • Face to Face のイベントは安心感を生む
  • 鉄板ネタとは、誰もが熱く語りたくなるもの(例:カレーvsラーメン、犬vs猫、その組み合わせ)
  • 火種の投入は必要
  • コミュマネチームの熱量を伝えることが大切
  • 熱意あるメンバーの得意を活かす役割を
  • 肩書(イモニスト界のピラミッド 笑)
  • ばらつきか、パラエティか
  • 複数メンバーでの運営チームをつくろう
  • ファーストフォロワーの重要性
  • Googleスライドで10人同時に意見出し
  • 記録の大切さ。ハッシュタグをつけてイベント途中の様子から配信
  • コミュニティの目的を明確な言葉に


バックグランドは違っても、コミュニティ運営に関わる者同士、考えていることや感じていることがよく似ているなぁというのが素直な印象だ。



この日できたつながりを活かして、それぞれのコミュニティがハッピーになる関係を続けていきたい。集まっていただいたみなさんに、あらためて感謝!

読書会コミュニティ

ミートアップでは、僕も企画メンバの1人として「読書会コミュニティ」についてライトニングトークをやってきた。
「#コミュマネ感謝の日」東京ミートアップ2015 LT「読書会コミュニティ」


スライド内に紹介したように、現在 CMC*1では、コミュニティ運営に役立つ本を課題図書として、隔月でのオンライン読書会を実施している。

『コミュニティ・オブ・プラクティス』オンライン読書会

今月(2015年2月)は、ナレッジマネジメント分野の古典的名著『コミュニティ・オブ・プラクティス』を1ヶ月かけて読みこみディスカッション中。

目次:
第一章 実践コミュニティについて-今なぜ必要なのか
第二章 実践コミュニティとその構成要素
第三章 実践コミュニティ育成の七原則
第四章 発展の初期段階-実践コミュニティの計画と立ち上げ
第五章 発展の成熟段階-実践コミュニティを成長させ、維持する
第六章 分散型コミュニティという挑戦
第七章 実践コミュニティのマイナス面
第八章 価値創造の評価と管理
第九章 コミュニティを核とした知識促進活動
第十章 世界の再構築-組織を超えたコミュニティ


本書そのものや、「オンライン読書会ってどんなことするの?」と気になった方はぜひご参加を!
【CMC読書会】〜コミュニティ運営のヒントを本から学ぼう!〜

*1:コミュニティマネージャーズ・コミュニティ。「感謝の日」東京ミートアップの実行委員が参加しているコミュニティです。普段はFacebook上で情報交換や相談などやりとりしています。https://www.facebook.com/groups/cmcjp/

*2:ライトニングトークでちらっと触れた、ナレッジマネジメントやナレッジコミュニティについてインタビューしていただいた記事です

コミュマネあるあるを生み出そう! 〜 「コミュニティマネージャー感謝の日」東京ミートアップ2015

1月26日、東京・渋谷で開催されるのがこちら(↓)のイベント。


■「コミュニティマネージャー感謝の日」東京ミートアップ2015
 
 http://cmadjp2015.peatix.com
 日時:2015年1月26日(月)19:30開始(19:00会場 )〜21:30終了
 場所:ウィングアーク1st株式会社会議室(東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー21階)


この一風変わった名前のイベントは、2010年に始まった記念日「コミュニティマネージャー感謝の日」を祝うものだ。

コミュニティを運営している人にスポットライトをあて、効果的なノウハウ・コツの共有などを通じてコミュニティ運営者・場づくり系な方々を盛り上げることを目的に作られたユニークな記念日(Community Manager Appreciation Day)


「コミュニティマネージャー感謝の日」は、毎年1月第4月曜日に世界規模で実施されていて、日本では2013年に始まったので今年が3回目の開催となる。僕は、過去2回とも参加しており、今回は実行委員の一人としても関わっている。(参考: 2013年第1回に参加した際のエントリ


いま準備をすすめている企画は、コミュニティマネージャーな人たちが集まって語りあうことで、「コミュマネあるある」的なコツやノウハウをまとめよう、というもの。アンカンファレンス*1と呼ばれる形式で、集まった人たちが話したいテーマを選んで対話する、という進行になる予定。


同じ「コミュニティマネージャー」でも、ブランド、企業内、地域、同窓などコミュニティの種類にいろんな役割があるはずなので、対話の中からどんな「あるある」が生み出せるか、ドキドキしつつも今から楽しみ。


1月26日夜に集まれる方は、ぜひ会場でお会いしましょう。
→当日プログラム詳細、お申し込みはこちらからどうぞ!
 http://cmadjp2015.peatix.com/


コミュニティマネージャーズ・コミュニティ(CMC)とは

今回のミートアップの母体となった Facebookグループ。僕も運営メンバーの1人です。
https://www.facebook.com/groups/cmcjp/

本グループは、ソーシャルメディアなどを活用して「コミュニティ」を運営する方にとって効果的なスキル、ツール、こつ、成功・失敗事例などを共有するためのグループです。

現時点で250人が参加するコミュニティ・オブ・コミュニティになっていますので、よかったらこの機会に本グループへの参加もご検討を!


なお、1月26日のミートアップについては、Facebookイベントでも情報共有しています。事前の案内や意見照会なども行っていきますので、気になる方はウォッチしておいてください。
https://www.facebook.com/events/651568774952106/

「コミュニティマネージャー感謝の日」関連エントリ


以下のリンクは、現代ビジネスに投稿された市川さんのエントリ。
「コミュニティマネージャー」をとりまく最新事情やアメリカでの盛り上がりについて詳しく紹介されています。ぜひご一読を!

*1:Unconference - Wikipediaには、シンプルに「参加者駆動のミーティング」(a participant-driven meeting)と書かれていますね

2014年振り返り:「言葉のごちそう」ベスト3

あっという間に大晦日。
年末恒例行事となった「1年間にいただいた素敵な言葉を振り返るエントリ」も7回目。
今回も、特に深く心にささった3つの言葉を記録しておこう。

一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に

4月27日のエントリで紹介した、森信三さんの名言。
「人の出逢いの必然」について語られた味わい深いもの。

人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬早すぎず、
一瞬遅すぎない時に──。


この言葉が投げかけられた場の雰囲気、その後の化学反応的な大変化を実際にみてきたので、「逢うべき人」に「逢うべき時」に出逢うことの底知れぬ力を感じさせてもらった一年だった。あらためて感謝!


なお、この言葉が収められている本は『森信三 一日一語』(寺田一清 著)。

利他主義の複利

直近 11月22日のエントリで紹介した、ビズ・ストーン氏の言葉。

番組に迎えたゲストにギフトカードを贈る形でスティーブン・コルベアが行った小さな善意は、こうして加速度的に広がった。僕はこれを利他主義の複利とよんでいる

利他主義を見える形で行動すると「偽善?」という言葉がついてまわるけれど、「偽善も死ぬまで続ければ本物になる」「出逢ってしまったご縁を大切に応援する」という2つの原則を胸に、今後も続けていきたい。

このエントリを書く際に、8年前に書いた「僕が一番欲しかったもの」を思い出し、僕はこの世界観が好きなんだなぁと改めて感じることもできた*1


※出典はこちらの著書。

1年を何ではかる?

3月12日のエントリで紹介した "Seasons of Love" という曲の歌詞に登場するのが次のフレーズ。

How do you measure, measure a year?


1年を「分」で表すと、"Five hundred twenty-five thousand Six hundred minutes"(525,600分)になる。
時間は誰にも平等に与えられるけれど、その1年を何ではかるかはその人次第。当時の自分は、こんなふうに書いている。

1年が何分かをあらためて感じて時の大切さを知ることはもちろん、人生を何ではかるかをじっくりと考えてみるのも価値のあること。


仕事の成果、出逢った人、書いたブログ、読んだ本…
いろんなもので、この2014年をはかることができる。


つい先日の人間塾読書会で語りあった『それでも人生にイエスと言う』には、巻末の解説に次のようなフレーズが登場した。

自己超越によって実現される創造価値においては、もはや仕事の「活動半径の大きさ」は問題ではなく、「人間がその使命圏をどれほどみたしているかということが重要なのである」。なぜなら、その使命圏において各人は「かけがえなく代理不可能」であり、「各人の人生が与えた仕事は、その人だけが果たすべきものであり、その人だけに求められている」からである。(p.191:解説)

活動半径の大きさではなく、自身が使命圏をどれほど占有しているのか。
2015年はこの基準を意識していきたい。


おわりに

今年もまた多くの「言葉のごちそう」をいただくことができました。ありがとうございます。
ごちそうを僕に届けてくれた方々、出来事、本、歌……、すべての「師」に心から感謝いたします。


もうすぐ素晴らしい2015年が始まりますね。
みなさん、よいお年を!

*1:槇原敬之さんの同名の曲は、僕が人生最後に聴きたい1曲です

「利他主義の複利」で心豊かになる!+3つのおすすめアクション

「利他主義の複利」という言葉、ご存知だろうか?


分かるようでわからない、パッと聞くと「何???」と頭にハテナが浮かぶこの言葉。前エントリで紹介した本『ツイッターで学んだいちばん大切なこと』に登場する、素敵な考え方だ。

ビズ・ストーン氏から学ぶ「利他主義の複利」

同書の著者 ビズ・ストーン氏は、twitter の共同創業者。
2006年 オデオ社のハッカソンで、ジャック・ドーシー氏とのペアで生みだした twitter。ブレイク後の 2009年に、ストーン氏は「コルベア・レポー」というテレビ番組に出演する*1。このとき、司会のコルベア氏から出演者に贈られたもののなかに、ある素敵なものが入っていた。

収録後、僕とリヴィアは番組からプレゼントをもらった。おそらくテレビ番組に出るともらえる、よくある記念品の類なのだろう。番組名の入った帽子とTシャツ、水がかごに入っている。だがもうひとつ、僕に大きな影響を与えたものがあった。ドナーズ・チューズという非営利組織の、25ドル分のギフトカードだった。(p.247-248)


ドナーズ・チューズ(donorschoose.org)は、「公立学校のためのユニークな慈善団体」で、「全米各地の公立学校の教師が、授業で使う教材や備品など必要な物をサイト上で知らせ」、「その中から関心のあるプロジェクトや、近所の学校、あるいはすばらしい授業をやっている先生やとくに困っている先生を自分で選んで寄付をする」ためのサイトだ。


コルベア氏は、自らこの活動を応援するとともに、番組ゲストにもこのサイトで使えるギフトカードを贈っていた。受け取ったストーン氏は、小学校2年生を担当する先生からのリクエスト(=『シャーロットのおくりもの』がクラスの人数分必要!)に応えて、寄付をした。力になれたことそのものが嬉しかったし、その後 本を受け取った子どもたちからのお礼のカードが届いたのが何よりも嬉しかった、と書いている。


で、この喜びは、寄付した人とされた人だけにとどまらず、広がっていくのだとストーン氏は言う。

ドナーズ・チューズを通して、利他的な行ないが力強い連鎖を生むと知ったのだが、ほかにも、おそらくさらに大きな気づきがあった。(略)その寄付は世界を変えたわけではないけれど、何人かの先生がしたい授業をするのには役立った。(略)こう考えていくと、スティーブン・コルベアが影響を与えたのは僕だけではない。彼の贈ったものは教師に届き、子どもたちにも届き、さらには子どもたちが得た有意義な経験や知的な成長にふれるすべての人に届くことになる。(p.250)


「利他主義の複利」とは、この加速度的な広がりのこと。

番組に迎えたゲストにギフトカードを贈る形でスティーブン・コルベアが行った小さな善意は、こうして加速度的に広がった。僕はこれを利他主義の複利とよんでいる。(p.251)


僕が twitter や facebook などのソーシャルメディアを気に入っている理由の1つは、この「利他主義の複利」を生み出す拡散力があるからだ。信頼できる(=フォローしている or 友人として繋がっている)人の発言や紹介であれば、活動している人そのものを知らなくてもそこに何らかの想いを積み重ねていくことができるし、その活動に対して自分がとったアクションをまた友人たちに自然に伝えることができる*2


身近な人に対しても、また、遠く離れたまだ見ぬ人に対しても、自分のアクションによって何らかのよい影響が伝搬できれば、とても心豊かに気持ちよく生きられるはずだ。ソーシャルメディア隆盛のこの時代だからこそ、「利他主義の複利」という考え方が、もっと広がればいいなと思う。

3つのおすすめアクション

実際に行動してみると「利他主義の複利」の効果が実感できるので、以下に僕自身がやってみておすすめのアクション3つをご紹介…。

1.プロジェクトや活動を応援!

このブログのサイドバーには「応援しています!」コーナーをつくっていて、友人・知人の興味深い活動、自分が使って心落ち着いたり笑顔になれるグッズやサービスへのリンクを張っている。2014年11月現在、紹介しているのは以下のリンクだ。

折に触れて、ブログや Facebook、twitter でも紹介しているのだけれど、その結果だれかが気に入ってくれたり、購入してくれたり、さらに誰かに紹介してくれるのがとても嬉しい。この夏には、上のリストにもある友人・梶原くんち(梶原農園)のフルーツを多くの方が買ってくれたことは記憶に新しい。僕自身がとても心豊かな気持ちになれました。あらためて感謝です!

2.本を贈る

贈り物が自然にできる人って素敵だなと思う。
僕はどうにも構えちゃってぎこちなくなっちゃうのだけれど、そんななかでも本はわりと自然に渡せるプレゼントだ。


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすトム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!仕事の思想 なぜ我々は働くのか (PHP文庫)心に響く小さな5つの物語 (小さな人生論シリーズ)LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉
(いままで贈って喜ばれた本たち)


相手のおかれた状況を思い描きつつ、「こんなことで悩んでいるんじゃないか」とか「こんな風に背中を押してほしいんじゃないか」を考えながら、あるいは「彼(彼女)なら、この本のなかの何かがヒントになるんじゃないか」と想像しながら本を贈るのは、とても楽しいし、ワクワクする。時間はかかるけど、それだけ価値のある行為だと思う。

3.気になるプロジェクトへの寄付・出資・活動支援ボランティア

ストーン氏が紹介していたドナーズ・チューズにも似ているが、最近は日本でもクラウドファンディングのプロジェクトを目にすることが増えてきた。僕がよく目にしているサイトは「READYFOR?」。友人を経由したご縁が重なって、これまでいくつかのREADYFOR上のプロジェクトを応援してきた。それは、「カンボジアに学校を建てよう」とか「気仙沼の椿でハンドクリームを商品化しよう」という、今までの自分では決して触れることのなかった世界で頑張っている人たちの応援だった。
https://readyfor.jp/


また、「ハタチ基金」も継続的に応援しているプロジェクトの1つ。
「東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、無事にハタチを迎えるその日まで。」のコンセプトに共感して、個人サポート会員になっている。2年前の同期会で集まったみなでも支援できたのは、とてもよい思い出にもなった(関連エントリ)。
http://www.hatachikikin.com/


この他、ボランティアとして支援させてもらった活動もある。今日から第二弾が公開される映画「うまれる」シリーズ。
その第一弾ではドキュメンタリー映像から発言を文字起こしするトランスクリプトという工程をお手伝いした。(関連エントリ
自分が担当したシーンが映画のなかで使われていたのを観て、なんとも嬉しく誇らしい気分になったものだ。
http://www.umareru.jp/


もっと身近な例としては、ホームレスのかたが路上で販売している雑誌「BIG ISSUE」を購入し、販売員さんと会話したりもしている*3

まとめ

もちろん、僕個人が世の中のすべての活動を応援することはできない(財力的にも時間的にも…)。

それでも、自分の問題意識や願いに関わるプロジェクトを目に(耳に)したときに、その活動で助かる人や中核にいる人への応援の気持ちを、何らかの行動で示したいなと思う。


そこでかかったお金や時間は、それを求めている誰かに届き、さらにはこの世の中をほんの少しでもよくすることにつながるはずだから…。
「利他主義の複利」とは、これらのことを端的に表しており、僕にとっての新たな「言葉のごちそう」になった。

関連しそうな本

『評価と贈与の経済学』(内田樹、岡田斗司夫 著)


「贈与経済」という言葉で、利他の行動が循環する社会について語られている。

『GIVE&TAKE』(アダム・グラント著)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)


ずっと気になりつつ未読だった本。監訳者・楠木建さんのまえがきを読むと、こんな記述に出逢う。

ギバーは「ギブ&ギブン」だ。見返りなど関係なしに、まず先に人に与える。その結果、はからずも「どこからかお返しをもらえる」というわけだ。

成功するギバーは、「自己犠牲」ではなく、「他者志向性」を持っている。


本エントリを機に、読んでみたい。

*1:当時の動画はこちらから http://thecolbertreport.cc.com/videos/4qhn4o/biz-stone

*2:もちろん、ツールの使い方によっては悪意や憎悪も広がっていくので、情報自体の見極めやリアクション方法の選択は必要なのだけれど…。

*3:1冊350円のうち、180円が販売員さんの収入になる。